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A Globetrotting Galant VR-4

島根県教育委員会から、ある日突然かかってきた1本の電話。

「輸入してきた車にナンバーを付ける事ができますか」との事。(この方が通訳とともにお客様との橋渡しを最後まで担ってくれる事になる。)

輸入車は書類が揃っていないと登録できない為少し構えたが、詳しく話を聞くと書類は整える事が出来る様子。

数回の打合せ後、高速浜田道を経由して現車を引取りに行く運びとなる。

何と、車種は既に日本でレア車となっていたギャランVRー4

ヘッドランプ・テールランプ・ドアガラス等に、いかにも海外仕様とも言えるフィルムが施工してある。

ブローオフバルブが大気開放になっているワイルドさ、冷却水漏れなど数々の不安要素があったが、

一つ一つ点検していき、車検に合格する為の整備・鈑金塗装・部品集めなどを行った。

整備が完了し書類も揃い、いよいよ島根県の運輸局へ持込み検査登録。無事ナンバーを取得できた。

そして納車引き渡しの日を迎える。

 

 

私たちにとっては、普段の大切な仕事の一つでしたが、

私たちが思っていた以上に彼はこの車に思い入れがあり

日本のナンバーを取得できた事をとても感謝してくれていたという事を、

彼から届いたメッセージにより、およそ7年の時を経て知る事となる。

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A Globetrotting Galant VR-4