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タカタテクノサービス

34GTR イグニッションコイル故障

BNR34 スカイラインGT-R エンジン不調の為、急遽ご来店です。
エンジンブローから昨年復活したばかりの車両です。
エンジンからの異音等は無いのですが、きちんと燃焼してないエンジン音です。
診断器を使用してアクティブテストで各気筒のインジェクターを停止させてエンジン音の変化を見ていきます。

2番・・・・4番・・・・がおかしい?

パワーバランスでいうと2番だと5番、4番だと3番・・・・
イグニッションコイルを疑いましたが、同時に2つも壊れるなんて考えにくい。

プラグカバーが装着されていたので取り外します。
イグニッションコイルハーネスを取り外そうとした時、異常箇所を発見。
原因はここでした。

 
 
イグニッションコイルの内部が発熱?して溶けてしまってコイルハーネスも取り外す事が出来ません。

無理矢理取り外します。

 
 

内部が見えます。
手持ちであった中古のコイルとハーネスを取り付けして絶好調に戻りました。
まだ状態は良さそうなコイルでもこのようなトラブルがあるんですね。

大きなトラブルでなく良かったです。