GRヤリス パーソナライズイベント
ケンタ店長です!
6月17日にTSタカタサーキットで行われた、GRヤリスパーソナライズイベントというものを体験させていただきました!
GRヤリスにはアップグレードセレクションという物があり、中間域でのトルクアップ、アクセルレスポンスの変更、前後トルク配分変更、ハンドル重さの変更といった内容のプログラムの書き換えが可能になる商品がございます。
GR UPGRADE SELECTIONS | GR YARIS | GR | TOYOTA GAZOO Racing
その商品をすでに購入されている方、イベント申込と同時に購入される方が参加条件となるのですが、今回GR Garage TSタカタでは、イベントに参加される方の書き換えを、イベント終了後に店舗に寄っていただき書き換えできないかという事を聞いていました。
書き換える店舗は商品購入時に指名できるのですが、今回鳥取から申し込みされたお客様がこちらのガレージを指名してくださいました。
その前に、自分も今回のパーソナライズイベントを体験させていただきました!
パーソナライズイベントの内容は、まずは車にどのような事を求めているか、安全面、性能、楽しさ、快適さをどの程度求めているかという問診があります。
その後イベント用に用意してある車両で実際に運転してデータを取り、お客様に合ったプログラムを検討し、実際にテスト車両を書き換えてまた同じように運転し、どのように車両が変化するか体感するイベントとなります。
まずプロドライバーの方の運転でどのように走行するかというレクチャーがあります。
ちなみにこのレクチャーの時点で、プロドライバーの方のデータを参考にするのもありますが、本気で走行されます(笑)
まず全開走行からの急制動&レーンチェンジという内容をし、その後間隔が狭いスパルタ気味なパイロンスラロームがあり、最後に定常円走行をするという内容でした。
レクチャーが終わり、実際に自分が運転します。
久しぶりのサーキット走行というのもあり緊張しました・・・
ちゃんと運転できるのだろうか・・・
全開走行からの急制動&レーンチェンジ
動画見れますか?
へたくそでした(笑)
青パイロンスタートでフル加速から次の青パイロンでブレーキング&レーンチェンジという感じになりますが、恐怖に負けて早めにブレーキしてますね(笑)
何度かやらせていただけます。
次にパイロンスラローム
動画はないですが、間隔狭めです。
何度もパイロンを踏んでしまいました・・・
次に定常円走行
とりあえずしっかりと加速できるところまでして定常円に侵入、その後できるだけハンドルは一定でアクセルで調整するようにとアドバイスをもらっていました。
その3つが終わり、走行データを見ながらこのように変更してみましょうとアドバイスをいただきました。
自分の場合ですが、FFの走り方ですね!と走る様子を見てわかっていたみたいですが、
・アクセルレスポンスをコントロール重視
・トルク配分前45:後55の後寄りに
・ハンドルは軽め
というセッティングにしてもう一度走行しました。
変更後に走行した感じですが、レーンチェンジとパイロンスラロームはほぼいっぱいいっぱいで走行していたのでハッキリとした違いは感じれなかったのですが、一番違いが分かったのは定常円走行でした。
1回目はハンドルの切り足しや戻しがあったのですが、変更後はほとんどなく走行でき、アクセルコントロールも楽になっていました。
駆動配分をリヤ寄りにしたこともあり、1回目でフロントが無理していた部分が無くなって四駆らしい動きになったとも言っていただきました。
スラロームもハンドルを軽くした事によって1回目よりしっかり切れており、すべての部分で良い方向に変わった感じでした!
とても楽しく、勉強になる体験をありがとうございました!
勝手なイメージで、トルク配分は前寄りの方が乗りやすいのではないか、アクセルレスポンスは高反応の方が良いのではないかと思っていたのですが、競技のカテゴリーやドライバーの好みや走り方、走行する場所によってもその人に合ったセッティングをしないといけないなと感じました。
その後書き換えを担当させていただくお客様の順番となり、せっかくなのでご一緒させていただき走行の様子もみさせていただいたのですが、サーキットが初めてとは思えないくらい果敢に攻められていました!
お客様が本当に楽しまれている様子がわかり、こちらも嬉しくなりましたね。
そのお客様とのお話の中で、
「楽しい車を出していただきありがとうございます!」
という事を言われていました。
今回のイベントで開発に携わっている方も多かったと思いますが、すごくうれしい言葉ですよね。
自分もジーンとして泣きそうになりました(笑)
このイベントはかなり内容が濃いので、ぜひお勧めしたいイベントです!
アップグレードのみだと高いと感じるかもしれませんが、このイベントもセットで考えるとそんな感じはなくなると思います。
最後に、KINTOの担当の方からこの写真を使ってくれと言われたので・・・